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オランダ研修日記

オランダの牧場で過ごす一年間を、なんとなく日記にしています。

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只今、子ヤギが増殖中。
昨晩は3つ子が生まれました。

035_1.jpg

普通は放っておけばポロポロ生まれるのですが、
逆子(※)のため手で引っ張っていました。

※通常は前足・頭から出てくるけど、後ろ足・お尻から出るやつ。
 反対からだと、大人の事情で自然にぷりっと出てこない。

ちなみにヤギで双子とか3つ子は普通だそうです。



親がめーめー忙しく産んでいる間に、
他の親が集まってきて先に生まれた子を舐めたりします。
この親に至っては、実親を頭突きで追い払おうとする始末。
微笑ましいので黙って見ていました。

035_2.jpg

人間にもいるよね、そんな人。




035_3.jpg

これにて子ヤギは通算31匹。
まだ100頭以上の親が居ます。
白いもふもふの山が出来上がる日は近い。
その前に帰るけどね。



035_4.jpg

一方、昨日は安楽死のヤギが一頭でました。
苦しませて生かすか、いっそ楽にしてやるか、そのつど農場主の判断。




今回は、両者とも人間の手によっての生と死でした。
ぽろぽろ生の始まりが現れるかと思いきや
ぼろぼろ終わって行ったりするもので。
不思議というか、素っ気ないというか、壮大というか。

この生の終始にはいつも心が動きます。
酪農というものに触れて何年も経た今でも。

誰でも何かをつくり生を与える事ができます。
そしてもちろん、死を与える事もできます。


ふと思い浮かんだ理想の女の子だったり
ふと出来てしまった子供だったり
ふと買ってしまったハムスターだったり
音楽だったり、建物だったり、鉛筆一本だったり。

世の中には「生」しか存在できないし。
「死」は「生」の中で認識されていくだけ。
このよく見えすぎて分からない存在が僕の最も大切にしたい議題で、
何度も向き合いつつ、未だ1%も理解したと思えない存在だったりします。

今日生まれたヤギは、どこからが始まりだったんでしょうね。
辿れば辿るほど、手塚治虫の火の鳥のようにぐるぐる螺旋していく感じ。



やるべき事が溜まっていくなぁ。

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