今日の日が暮れていきました。
只今、イタリア3日目。
ヨーロッパ旅行を先に終えた父と別れてから3日目になります。
イタリアの治安はそこまで悪くないのですが、
土地と人間に合わずピリピリして少し疲れてしまいました。
観光地を、くたくたの足をひきずって無理やり回っているうちに
もうオランダに帰りたいな。
と贅沢にも思ってしまう始末。
そんな時に見た、ナポリの海に映る、夕日。
明日にはローマに戻り。
明後日にはオランダにいる。
来週には日本にいる。
何気なく歩いて見付けたキレイな夕焼けを眺めて、
これが、もしかしたら、一生最後になるかもしれないナポリの夕日だと気付かされました。
夕日なんか見ず、大衆の前で接吻しているカップルとか、
しつこく付きまとう露店売りの黒人とか、
だらだら夕日を見てタムロしている警察官とか、
今じゃ当たり前だけど、日本に帰ったらもう見れないのかな、と思うと可笑しく思えたり。
海外は日本のはるか遠くで、当たり前に存在している別世界だ。
今の僕にとっては日本が海外で、それでも今も同じように動いている。
誰かは、海外に行くと世界が狭くなると言うけれど、
僕は余計に遠く感じる。
旅のまとめはオランダに帰ってから。
それではまた。
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